アメリカで生活していくなら、必ず行くことになるスーパーマーケット。
慣れないうちは、日本とは少し違うルールや、知らない表示やマークにとまどい、どのように商品を選んだらよいのか悩むこともあるでしょう。
実際にアメリカで安心・安全・お得に暮らしていくうえで、はじめに知っておきたい基本的な心得や知識をまとめました。
「はじめて買い物するときに知っておきたい3つの心得」もあわせて読むと、
アメリカのスーパーで買い物をする基礎的な知識が身にきます。

アメリカのスーパーに
行ってみたら
商品の量にびっくり!
どのように商品を選んだら
いいのかな?
他の人は、
どんな風に買い物をしているのかな?

今日は、基本的な買い物の仕方を
お伝えしますね。
商品の探し方や
会計の仕方など、
基本的には日本と変わりませんが、
一度知っておくと
安心して買い物ができるでしょう。
商品の探し方のこつ
アメリカのスーパーは、日本に比べて広く、商品の種類が多い店が多いです。(もちろん商品の大きさも日本のよりビッグサイズ!)
①通路の上の表示を参考にして、自力で探す。
②店員さんにあきらめて聞く。
英語が自信ないと②の聞くのはためらってしまいますが、聞くのがやはり早く確実です!
見つけられないときは、広いお店だと本当に自分で見つけられない・・・
通路の上の表示を参考にして、自力で探す!
通路の上のほうにある表示には、通路の番号・カテゴリ・商品名が書いてあります。
とりあえず、表示を頼りにすると、通路を見つけることができるので、その通路をはじから順に見て探していけば、きっと見つかるでしょう!!

英語が苦手な私にとっては、
日本語とは違い、英語の表記を見ても
ぱっと認識できず・・・
はじめは商品を探すのに苦労しました。
同じ店に通っていると、だんだん慣れてきて
買い物もしやすくなりますよ!
どうしても見つからない場合は・・・あきらめて勇気を出して定員さんに聞いてみましょう。
店員さんにあきらめて聞く!
聞くのは、英語が苦手な私にとってはかなりどきどきしますが、アメリカの店員さんは、優しく教えてくれる人がほとんどです。
通路の番号(Aisle)で教えてくれることが多いです。
その他、○○の通路、売り場(Section)や、実際のルート(まっすぐ行って、つきあたりの右の棚)で教えてくれたり、こっちだよ(Come here!)といって連れて行ってくれたりする人もいます。

店員さんは、通路の番号で
教えてくれることが多いです!
英語に自信がない人は、
欲しいものの写真を準備しておくと便利♪
広告の商品が欲しいときなども、
チラシを見せたり、
写真を撮っておいてみせると
場所を教えてくれます。

Hi! Excuse me.
I’m Looking for ○○.
※写真があれば、写真も見せる
(すみません。
○○を探しているのですが・・・)

It’s on Aisle 5!
(5番通路にあるよ!)
Aisle (アイル):通路
EX)Aisle 5(5番通路) , Cosmetics aisle (化粧品の通路)
Section(セクション):売り場・場所
EX)Produce section(野菜・果物売り場) , Meat and poultry section (肉売り場)
とりあえず現金orカードがあれば買い物はできる!会計の仕方
カートやかごを渡すor商品をベルトコンベアにのせる
カートやかごを、レジでそのまま店員さんに渡すと、袋に商品もつめて渡してくれるのが一般的。
(最近は、コロナの影響でエコバックの利用はできないお店が多い。)
会員カードやクーポンがある場合には、はじめに店員さんに見せるor渡すといいです。
ベルトコンベアがある場合は、自分で商品をのせていきます。
もし、前の人の商品がまだある場合には、区切りとして、バーを置くことも忘れずにしましょう。
セルフレジ
セルフレジは、自分で商品のバーコードを読みとっていき会計を行います。慣れると、会計を早くすますことができるので便利です。
ただし、購入する商品の量が多いときや、野菜などの重さあたりの料金の品物を買うとき、アルコールを買うとき(セルフレジでは購入不可)などは、人のいるレジのほうが楽ちんです。

支払方法 ~現金・デビットカード・クレジットカード~
支払い方法は、一般的に①現金、②デビットカード、③クレジットカードの3つ。
クレジットカードが一番便利で、とりあえず1枚あれば、お買い物ができます。
ただし、店によってはまれに、$〇以下は現金のみ!ゲストは現金orデビットカードのみ(例.Costco)!など指定があることもあるので、はじめて行くお店には、現金やデビットカードも持って行ったほうが安心です。
ちなみに、デビットカードは、買い物の金額にプラスして少額のお金をレジで受け取ることもできるので、ATM代わりに使用することもできます。
スーパーで買えるお酒・買えないお酒

ビール・ワイン◎ ウィスキー・ブランデーは×
ビールやワイン、日本酒といった、いわゆる醸造酒(ソフトリカー)は、一般的なスーパーマーケットで購入できます!
ウィスキーやブランデー、ウォッカ、ジン、ラム、焼酎などの、蒸留酒(ハードリカー)は専門店でないと購入できません。
購入したい場合は、専門のリカーショップに行きましょう。
たとえば、ノースカロライナ州では、「ABC Liquor Stores」などで、購入できます。

日本では、普通にスーパーで
ウィスキーを買えたのに、
どうして、アメリカのスーパーでは
売っていないの?

醸造酒(ソフトリカー)と
蒸留酒(ハードリカー)では、
販売できるライセンスが
違うためだそうです。
数は少ないですが、
2つのライセンスがあるスーパーでは、
購入できる場合もありますよ!
アルコールを買うには、身分証明書が必要
アメリカでアルコールを買う時は、レジで身分証明書の表示が必要!
提示をしていないと、「ID?」と、聞かれます。
レジですぐ見せられるように、ドライバーズライセンス、ステイトID、パスポートなどを準備しておきましょう。
☆まとめ☆
・スーパーの仕組みは、基本的に日本と一緒☆
・商品を探すときには、通路の表示を見るor店員に聞く!
・アメリカはカード社会!カード一枚あれば、買い物はできる。
(もちろん現金でも買い物できるけど、ほとんどの人はカード払い)
・スーパーでビールは買えるが、ウィスキー・ブランデーは買えない!
・アルコールを買う時には、IDを忘れず提示!
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